プレゼンター(IC)|DISCタイプ
弁舌と正確さ。よく練られた考えを説得力をもって伝えることができます。社交性と事実へのこだわりを併せ持ちますが、即興性と慎重さの間で揺れることもあります。

結果のイメージ
「プレゼンター」タイプの結果例:4つのスタイルの強さをパーセントで表示し、50%を超える値は「はっきり表れている」とみなします。実際のグラフは細部が異なりますが、形は似ています。
DISCプロフィール
スタイルの強さ
似ているタイプとの違い
プレゼンターとコンサルタント(CI)の違いは順番です。プレゼンターは交流が分析より先にくるため、まず発表してから確認しがちですが、コンサルタントはまず確認し、それから説明します。ムードメーカー(I)との違いは、事実と準備へのこだわりです。モチベーター(ID)との違いは押しの強さがないことで、圧力ではなく論拠と伝え方で人を説得します。
職場でのプレゼンター
職場でのプレゼンターは、複雑なことをわかりやすくする人です。発表を準備し、文章を書き、顧客に製品を説明し、アナリストの成果を経営陣に伝えます。専門知識と聞き手の接点で力を発揮します。スピードと正確さのどちらかを選ばなければならない場面はつらく感じます。早く発表したい気持ちと、すべてを確認したい気持ちの両方があるからです。
向いている役割と仕事
- マーケティングと製品プレゼンテーション
- 教員、講師、教材の執筆者
- 複雑な製品の提案営業コンサルタント
- 分析結果を発表するアナリスト
- コミュニケーション、広報
チームでの役割
説明することに長けています。複雑なことをかみ砕き、練り上げた主張を説得力をもって伝えます。専門家と聞き手の接点で力を発揮します。「伝える」と「確認する」の間で迷い、そのせいで判断が長引くことがあります。どんなときにスピードが要り、どんなときに正確さが要るのかを明確に取り決めておくと助かります。
リーダーとしてのプレゼンター
リーダーとしてのプレゼンターは、目標をうまく説明し、コミュニケーションを保ち、品質に目を配ります。チームは何を、なぜやっているのかを理解しています。弱点は迷いです。選択肢の間で長く迷い、新しいデータが出るたびに決定を見直し、気まずい話し合いを先送りにすることがあります。
上司に求めること
プレゼンターに必要なのは、発表の機会を与え、仕事の質を認めてくれる上司です。明確な基準と、準備する機会を大切にします。どこでスピードが大事で、どこで正確さが大事かが前もってわかっていると助かります。それが内なる葛藤を解消してくれます。
プレッシャー下と対立時
プレッシャーがかかると、プレゼンターは揺れ動きます。しゃべりすぎて場当たり的になったかと思えば、確認し直しに没頭したりします。内容ではなく伝え方への批判に、過敏になることがあります。対立すると、まず言葉で説得しようとし、それがうまくいかなければいったん引き下がり、より説得力のある論拠を準備します。
伸ばしたいポイント
- スピードが必要なときと正確さが必要なときを前もって取り決める
- もう一度確認したくなっても、期限どおりに決断する
- アイデアへの批判と自分への批判を切り分ける
- 聞き手が求めているのが話ではなく結論のときは、短く話す
他のスタイルとの接し方
主導(D)と接するとき
結論から始めましょう。細部と根拠は用意しておいても、そこから話し始めないこと。
感化(I)と接するとき
話の通じる心地よさを味わいつつ、誰が何をいつまでにやるかを書き留めましょう。
安定(S)と接するとき
途中で計画をころころ変えず、答える時間を与えたうえで意見を直接尋ねましょう。
慎重(C)と接するとき
データに基づいて話し、ミスの代償が小さいところでは「これで十分」を受け入れましょう。
話をまとめるコツ
プレゼンターとは、対話しながら話をまとめましょう。アイデアについて話し合い、本人に意見を言ってもらい、決定を事実で裏づけます。成果を発表する役割を提案するのも効果的です。期限と、求められる正確さの水準をはっきり示しましょう。そうすれば「伝える」と「確認する」の間で立ち往生せずにすみます。
実務での例
プレゼンターは、調査結果を取締役会で発表するよう任されます。3日間かけて新しいデータを加えながらスライドを作り直し、発表は見事でしたが、資料の送付が遅れたため、取締役会は質問の一部をする時間がありませんでした。次の機会には、アナリストと取り決めをします。データは発表の2日前に確定させるのです。
似ているタイプ
分析と対話。物事を深く理解し、それを分かりやすく人に伝えることができます。結論には慎重で、コミュニケーションは軽やか。珍しい組み合わせです。「まず確かめる」と「まず伝える」の間で葛藤することもあります。
IムードメーカーI · 感化人とのつながりを通じて物事を動かします。すぐに打ち解け、熱意を周りに広げ、言葉と雰囲気で人を引きつけます。承認と生き生きとした交流を大切にする一方、形式的な手続きやルーティンにはすぐに疲れてしまいます。
IDモチベーターID · 感化 + 主導エネルギーと勢い。アイデアで人を惹きつけ、率先して動くことを恐れません。アイデアや目標を「売り込む」のは得意ですが、自分の力を過信し、細部を軽視してしまう恐れがあります。
ISメンターIS · 感化 + 安定温かさと思いやり。人に好かれ、支え、まとめることができます。人間関係と雰囲気を大切にする一方、対立や厳しい要求には苦手意識があります。
その他のDISCタイプ
D 達成者DI 開拓者DC 戦略家DS 実務家S 縁の下の力持ちSI 調整役SC スペシャリストSD 実行者C アナリストCD 完璧主義者CS エキスパート